The third star to the right

日常だったり非日常だったり

久慈その3:さんてつ北リアス線の車窓から (2013年8月4日)

こっちが放置になっていた、というわけではありませんが・・・

「北三陸鉄道リアス線(通称きたてつ)」のモデルになった、三陸鉄道(通称さんてつ)北リアス線に乗って、久慈駅(北三陸駅のモデル)から、田野畑駅(畑野駅のモデル)まで移動しました(震災で復旧していない田野畑-小本間はバスで移動し、そこからまたさんてつに乗って、最終的には宮古まで移動しました)。
ということで、そんなさんてつの車窓から何枚か。

1枚目はちょっと場所はどこら辺だったか忘れましたが、海沿いにでてすぐぐらいの場所だったと思います。がれきは撤去されましたが、爪痕はしっかり残っています。
次の写真はあまちゃん震災編の、アキが北三陸に帰ってきて最初にきたてつに乗った時にも出てきてました。津波の影響が今でもすぐに見て取れる場所とも言えるでしょう。

あまちゃんでは天野家の最寄り駅、袖が浜駅のモデルとなった堀内駅。そして、ユイちゃんが「アイドルになりたい」と叫んだトンネルがホーム奥に見えます。

堀内駅は海の近くではありますが、残念ながら袖が浜のモデル、小袖海岸からはかなり離れてます。あまちゃんは地理的な設定は結構実際の地域に忠実だったりしますが、ここだけはオリジナル設定ですね。

もう1枚、堀内駅から見た海側の写真です。

次は夏ばっぱが大漁旗を持って春子を、そしてアキを見送った海岸です。

最後は足立家の最寄り駅、畑野駅のモデルとなった田野畑駅です。

この駅がユイの最寄りとして、またお座敷列車の終点として設定されたのは、撮影時点で運行がこの駅までだった、ということからなんでしょうね。そして、それはユイが北三陸から出られないことや、最終回の最後のシーンの演出にもつながってくるというわけです。
 
それにしてもさんてつさん、さすが鉄道むすめをはじめ鉄道による町おこしをやってきただけあって、すごいサービス精神で。あまちゃんのロケ地にさしかかると都度徐行や停車をし、あげく堀内駅では撮影のために停車時間をとるなど(堀内駅は1ホームなので、本来は長時間停車は行われないはず・・・)、あまちゃん効果を十分に活かそうとの努力は素晴らしかったですね。ぜひ、今後も色々と頑張っていってほしいと思います。